TRNSYS/Type56で日射量を内部で計算する
2014年2月5日
2022年2月15日
以前にTRNSYS17.1から日射の扱いが変わった、というか設定方法が増えた話を書きました。
「TRNSYS17.1を試す:日射データの扱いが変わった!」
しかしよく考えたら、従来の方式と新しい方式で結果を比較したことないなーってことに気が付いたので、試してみました。
おさらいを兼ねて新旧の方法を比べてみると。。。。
気象データリーダーとType56の接続
従来方式
気象データリーダーで方位別の日射量を計算して、Type56のOrientationに接続する。接続がいっぱいです。
TRNSYS17.1から使える新しい方式
Type56の中で日射量を計算できるので、つなぐ項目は必要最小限。つないでいる項目が少なすぎて心配になるレベル。
明らかに後者の方が接続少なくて済みます。
日射がつながっていないように見えますが最低限Solar zenith angle(天頂角)とAZENがつながっていれば良いようです。(どんな仕組?)
Type56(TRNBuild)の方位設定
従来方式
TRNSYS17.1から使える新しい方式
見た目にはあまり変わりないですが、後者ではCalculationの項目がinternalに切り替わっています。
そして結果を比較すると。。。
自然室温で比べてみると。。。。、一緒ですね。(安心した)
厳密に比べると小数点以下4桁ぐらいで違っているんですが、まあ計算上は無視できるレベルですね。