ESP-rとRadianceのインストーラーを作る(2)
まだまだつづく、確認作業。
次はMinGWのインストールの内容確認です。
MinGWは基本的には所定のURLからインストーラーをダウンロードして、インストールすればOK.
注意点としては、オプションの選択がいる点ぐらいか?
1. MinGWのダウンロード
MinGWのサイト↓にアクセスしてダウンロードから始めます。
画面左側の”Downloads”をクリックして、ダウンロードのページへ移動します。(下図の赤い矢印)

この画面でインストーラーをダウンロードする。いろいろ表示されていますが、図の矢印のところに表示されているのが最新版です。ここをクリックして、しばらくするとダウンロードが始まります。

2. MinGWのインストール
では、次はいよいよMinGWのインストールを開始。
基本的にデフォルトのボタンを押していけばOK.ってことで「Next」をクリック。

そして次も「Next]をクリック。

これも「Next」をクリック。

License Agreementを確認したら、「I accept the agreement」を選択して、「Next」をクリック。

ここも特に変更なしで「Next」をクリック。

スタートメニューへの登録名を尋ねてきますが、ここも変更なしで「Next」をクリック。

3. オプションの選択
さてと、ここですが、ESP-r,Radianceをソースコードからインストールする場合は、すべてのオプションを選択します。
すでに、ビルド済みのバイナリーを使う場合は、これってデフォルトでOKかも?
こういう場合、よく分からなければ、とにかくすべて選んでおくのが正解です。
そして「Next」をクリック。

最終的にインストールする項目の確認画面が表示されるので、問題なければ「Install」をクリック。

すると、いきなりコマンドプロンプトが現れて、必要なデータのダウンロードが始まります。選んでいるオプションにもよりますが、数分かかります。
Windowsの一般的なインストーラーだと、こういう画面はありえないので、少々驚きます。

ダウンロードとインストールが終わると、終了画面が表示されます。「Finish」をクリックしたら終了です。

さてと、あとは環境変数の設定。テキストどおりだと、以下の設定が必要ですが、これもビルドしなければ、”C:\MinGW\bin;”のみ追加します。(以下のマーカーの部分)おそらく必要ないので、ひとまず設定しないでおきます。
環境変数 | 値 |
PATH | C:\MinGW\bin;C:\MinGW\msys\1.0\bin |
C_INCLUDE_PATH | C:\MinGW\include |
CPLUS_INCLUDE_PATH | C:\MinGW\include |
LIBRARY_PATH | C:\MinGW\lib |
気になる方は、以下のURLのp.3を参考に設定を行います。
http://web.me.com/koji_takemasa/MobileMe/manual_files/Windows%20Vista%E3%81%B8%E3%81%AEESP.pdf
↑
2019/03/06 リンク先がなくなってた
つづく。
2件のピンバック
ESP-rとRadianceのインストーラーを作る(3) – 建築環境工学系日記
ESP-rとRadianceのインストーラーを作る(1) – 建築環境工学系日記