ChatGPT Code interpreterでTRNSYSの計算結果をチャート化
2023年7月10日
2023年9月5日
2023/09/05 名称が「Code interpreter」から「Advanced Data Analysis」に変わっていますね。
ChatGPT Code interpreter(Beta)でTRNSYSの計算結果をプロットしてみました。
以下、建物のモデルから外気温、室温、顕熱負荷などを出力したCSVをアップロードしてチャート化した例です。
ChatGPT Code interpreter
まずは単純に「プロットして」と指示してみます。
Type65からの出力の特徴として、列名にスペースが入っています。これが原因でエラーが出ますが、これはなんなくクリア。
外気温(Ambient)のチャートの色を赤へ変更してみます。これもあっさりクリア。
データの前半は助走計算なので、後半のデータのみで描き直します。
気温(左の軸)の表示範囲が狭いので、0℃~50℃へ変更を指示。これもあっさりクリア。
まとめ
ファイルをアップロードしたら、段階的な指示でチャートが簡単に描けました。簡単なチャートならこれで十分かも知れません。
また、Pythonのソースコードとしても確認できます。これを元に複雑な処理を追加する事もできそうです。Pythonスクリプトの作り始めとしても良さそうですね。
動作環境
以下の環境で動作を確認しています。
- Windows11 Pro(64bit, 22H2)
- TRNSYS18.05.0001(64bit)
- ChatGPT-4 Code Interpreter(Beta)