TESS Libraries v18リリース!

TESS Libraries v18(以下、v18と表記)がリリースされました。かれこれ10年ぶりのメジャーバージョンアップです。既存コンポーネントの改良、書き直しが行われています。ISO基準に沿った改良もあるようです。

個人的には添付するプラグインが書き直されているのが嬉しい点です。

主な新機能、改良点について詳しくはこちら↓

v17へv18を上書きインストール

すでにv17がインストールされているところへ、最新版v18をインストールしたらどうなるか試してみました。

結果はというと、「Tess Models-archive」というフォルダが作られて、v17はここにアーカイブ(保存)されます。

v18は新しく「Tess Models」フォルダが作られて、こちらに関連ファイルが格納されます。

後でv17で使っていたファイルが必要になったら、 「Tess Models-archive」 フォルダを参照すれば良いようです。(良くできていますね)

Tess Models」 フォルダとは?

Tess Models」フォルダにはTESS Libに関連したドキュメント、サンプル、ソースコードが納められています。特にドキュメント、サンプルはTESS Libを使用する際にはとても参考になります。

フォルダには、さらに以下のフォルダが含まれています。

フォルダ内容
Alarmsサウンドデータ(プラグインで使っている?)
Appsプラグイン
Documentationドキュメント一式、コンポーネント詳しい仕様はこちらを参照
ExamplesTESS Libの使用例
SampleCatalogData機器の仕様、パフォーマンスデータのサンプル
SourceCodeTESS Libのソースコード一式

動作環境

以下の環境で動作を確認しています。

  • Windows11 Pro(64bit, 21H2)
  • TRNSYS18.04.0000(64bit)
  • TESS Libraries v18
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