TRNSYSのフォルダ構成
2020年9月2日
2020年9月8日
TRNSYSのフォルダはツールやデータ別にきれいに整理されてます。でも、なぜかそれ自体を説明したドキュメントがありません。
オプション製品をインストールすると、関連するドキュメントやサンプルプロジェクトもこのフォルダ構成に沿って展開されます。
新しいオプションを追加したら、Documentation、Examplesフォルダは要チェックです。
ただし、TESS Component Librariesは専用フォルダ(Tess Models)に展開するので、そちらをチェックしてください。
以下、TRNSYS18(C:\TRNSYS18)のフォルダ構成と内容です。イタリック表記はオプション製品をインストールすると作成されるフォルダです。
フォルダ | 内容 | |
Building | TRNBuild関連の実行ファイル、データ | |
Compilers | TRNSYS、コンポーネントのビルド用プロジェクト | |
Documentation | ドキュメント | |
Nostand | Transsolar社のNo Standard Componentオプションのドキュメント | |
Examples | サンプルプロジェクト | |
Nostand | Transsolar社のNo Standard Componentオプションのサンプル | |
Exe | TRNSYSの実行ファイル | |
MyProjects | プロジェクトフォルダ | |
MyTypes | TypeStudio用のソースコードフォルダ(カスタムコンポーネントのソースコード) | |
SourceCode | TRNSYSのソースコード | |
Studio | Simulation Studio関連の実行ファイル、データ | |
Tess Models | TESS Component Librariesオプションのドキュメント、サンプル、ソースコード、プラグイン、データ | |
Documentation | ドキュメント | |
Examples | サンプルプロジェクト | |
SourceCode | ソースコード | |
Tools | TRNSYS3D PluginなどのTRNSYS関連ツール 日本語サプリメントのツール | |
TypeStudio | TypeStudioの実行ファイル、データ | |
UserLib | 標準、オプションコンポーネントのDLL | |
Weather | 気象データファイル EPW, TMY2, TMY3, 拡張アメダスなど |
※イタリックはオプション製品のインストールで作成されるフォルダ。
動作環境
以下の環境で動作を確認しています。
Windows10 Pro(64bit, 2004)
TRNSYS18.02.0002(64bit)