TRNSYSでリモートワーク
2020年3月27日
リモートワーク、テレワーク、在宅勤務。いろいろ呼び方はあるようですが、 新型コロナウィルスの影響で自宅で作業されている方も多いと思います。
ちなみに英語だとWork from Homeになるようです。
さて、通常、 TRNSYSのライセンスは特定のPCに固定されてアクティベーションされます。(ノードロックライセンスを選択している場合)
自宅など、一時的にTRNSYSを使用するPCが変わる場合には、ライセンスを移動できます。
TRNSYSライセンスの移動
作業は次のように行います。簡単です。
- 現在使用中のライセンスを返却
- ライセンスの移動先のPCへTRNSYSをインストールして、アクティベーション
ライセンスの返却
Simulation Studioのメニューから、[?]-[About]を選ぶと、図のような画面が表示されます。
この画面で「Return License」をクリックして、ライセンスを返却します。
この後、確認メッセージが表維持されるので、「OK」ボタンをクリックすれば返却終了です。
TRNSYSのアンインストールはしなくてもOKです。
移動先のPCでアクティベーション
TRNSYSを新規にインストールするのと同じで順です。インストーラーを起動してTRNSYSをインストールしたら、普段通りの手順でライセンスをアクティベーションしたら完了です。
会社のPCへライセンスを再び戻すときは、逆の順序で作業を行います。
まとめ
ライセンスの返却とアクティベーションでライセンスの移動ができます。
出張などで一時的に別のノートPCへライセンスを移したい時や、計算に高性能なPCを使いたいときも同じ方法でライセンスの移動が可能です。
動作環境
以下の環境で動作を確認しています。
Windows10 Pro(64bit, 1909)
TRNSYS18.02.0002(64bit)