高解像度ディスプレイでTRNSYSを使う
2018年8月29日
2021年9月4日
新しいPCが届いたので、早速TRNSYSをインストールして起動したら、なんかツールバーのアイコンやメニューの文字が小さくてツライ。
解像度の高いPCだとこういう表示になっちゃうんですね。
高DPI設定
こういうときはWindowsのDPIの設定で対応します。以下設定方法です。Windows10(1803)の設定例ですが、Windows10 Creator’s Update (1703)以降であれば同じ設定が出来るようです。
Simulation Studioの実行イメージのDPI設定で調整します。
- エクスプローラーでSimulation Studioの実行イメージのフォルダへ移動(C:\TRNSYS18\Studio\Exe)
- Simulation Studioの実行イメージ(Studio.exe)を選択して右クリックで「プロパティ」を選択
- 表示されるウィンドウで「互換性」タブを選んで
- 高解像度の変更をクリック
「高いDPIスケールの動作を上書きします」をチェックして、リストから「システム」を選択してOKボタンをクリック。
これでSimulation Studioのアイコンやメニューの文字が調整されます。
ちなみにこの設定、Simulation Studioに限らず他のアプリケーションでも同じです。高解像度の高いディスプレイにしたらアイコンやメニューが小さく表示される場合には有効な設定です。
TRNBuild
TRNBuildのSchedule typeのチャートが正しく表示されないケースでも、この設定が有効です。
“C:\TRNSYS18\Building\TRNBuild.exe”を選んで同じように設定してください。
動作環境
以下の環境で動作を確認しています。
Windows10 Pro(64bit, 1803)
TRNSYS18.00.0019(64bit)