TESS Libraryをインストールしてみる
2018年8月24日
2019年4月10日
TRNSYSには標準で100数十個のコンポーネントが用意されています。気象データリーダーやオンラインプロッターなど汎用で使えるコンポーネントから、各種機器などが含まれています。(下図の赤枠)
TESS Component Libraries
その他にオプションで提供されるコンポーネントライブラリが複数リリースされてます。
その中で最もポピュラーで収録されているコンポーネントが多いのがTESS Librariesです。
これをインストールすると、下図のように大幅にコンポーネントが追加されます。
TESS社がコンサルティング業務を通じで開発した以下の14カテゴリーのコンポーネントが利用できるようになります。
- Application Components
- Controller Components
- Electrical Components
- Geothermal Heat Pump (GHP) Components
- Ground Coupling Components
- HVAC Equipment Components
- Hydronics Components
- Loads and Structures Components
- Optimization Components
- Solar Collector Components
- Storage Tank Components
- Utility Components
- Cogeneration (CHP) Components
- High Temperature Solar Components
追加されるコンポーネントは標準には含まれていない機器や計算方法、同じ機器でもより詳細なコンポーネントが含まれています。ちょっと標準コンポーネントでは物足りないといったときには便利なオプションです。
TESS Component Libraries について詳しい情報はこちらのサイトで紹介さています。
例題も含まれているので、以下、Examplesからいくつかピックアップしてみました。
ASHRAEに基づいた地中熱コンポーネント
水を使った機器(ドライミストとかかな?)
太陽熱集熱器
動作環境
以下の環境で動作を確認しています。
Windows10 Pro(64bit, 1803)
TRNSYS18.00.0019(64bit)
TESS Component Libraries 17