TRNSYSExperience Seminar 2018について(おまけ)
2018年5月10日
2019年4月10日
前回からのつづき、というかおまけ。ルクセンブルク大学の建物を含め、この地区の建物には省エネの工夫が施されています。
冷房負荷ゼロのオフィスビル
大学と同じ地区に建っているオフィスビル。ルーバー付きの開口部。夏は日射遮蔽と夜間換気(外気導入)で冷房コストゼロ、というかそもそも冷房設備は付いていないそうです。利用者が開閉する運用で成り立っているようです。
※夏の最高気温が26,7℃ぐらいなので、冷房の必要性がそれほど高くないようです。
参考:ルクセンブルクの過去5年間の気温(気象庁 世界の天候データツール)
ルクセンブルク大学
ファサードはグリッド上のフレームが2重に配置された特徴的な外観です。このフレームは庇の役割を果たし、日射遮蔽として機能しています。奥に見えるのは先ほどのオフィスと同じルーバー付きの開口。
この2重フレームはメンテナンスが大変そうだなと思って見ていたら、タイミング良く反対側で清掃やっていました。
やはりこうなるか。高所作業車から作業員が放水してます。高圧洗浄ではなくて、ホースで水をどばどば掛けているようです。
フライングオブジェクト
省エネとは関係ないですが、敷地の至る所に配置されている不思議なオブジェ。単なるオブジェかと思っていたらすべて街灯です。日が暮れると点灯します。こういうの好きです。