タマネギとピンポン(TRNSYS-USERSより)
2018年3月7日
2019年2月12日
[TRNSYS-users] Excel iteration vs TRNSYS iteration
http://lists.onebuilding.org/pipermail/trnsys-users-onebuilding.org/2018-March/029931.html
TRNSYS-USERSには、いろんな質問が流れています。今回はコンポーネントの呼び出しタイミングに関する話題を拾ってみました。
ざっくり言うと
TRNSYSからExcelを呼び出す場合、呼び出されるタイミングはイテレーションごとなのか収束後なのかという質問。
イテレーションごとに繰り返し呼びされる状態をタマネギ(Onion)、収束のタイミングで規則的に相互にやり取りされる状態をピンポンに例えています。
剥いて剥いて無くなる(収束?)するまで繰り返す様でしょうか?
お互いに収束したタイミングで処理を打ち返す?
ざっくりまとめると
相手がExcelでも、TRNSYSからは単にコンポーネントを呼び出す仕組みになっています。その先で呼び出されいるアプリケーションがなんであれ、普通のコンポーネントと区別できない(見えない)のでイテレーションで呼び出されます。
Excel側でタイムステップごと呼び出される前提で処理してしまうと、予想しない結果になります。良い例が思いつきませんが、例えば結果をワークシートに書き込むような処理を考えると、イテレーションごとの値が山ほど書き出される事になります。
しかし、タマネギ(Onion)って収束の表現は初めて聞きました。ピンポンは処理の流れがイメージし易くて良いですね。いままでステップ・バイ・ステップで連成しているという言い方をしてましたが、今度から使おうと思います。