TRNSYS18デモ版公開中

ウィスコンシン大学SELのオフィシャルサイトTRNSYS18のデモ版が公開されています。

TRNSYSを試してみたい、TRNSYS18の新機能をバージョンアップ前に試したいといった向きにお勧めです。お試し下さい。

TRNSYS18 Demo Version

このサイトからインストーラーをダウンロード、インストールして起動すると、最初に下図のような画面が表示されます。

TRNSYS18デモ版の起動時の画面
TRNSYS18デモ版の起動時の画面

This is a demo-version – restrictions apply.
Contact your TRNSYS distributor for more information.

これはデモ版です – 制限が適用されます
詳しくはTRNSYSの販売代理店までお問い合わせください

ということで、解説しましょう。

デモ版の制限事項

以下、制限事項(TRNSYS18デモ版のリリースノートより)

TRNSYSのデモ版は、評価の目的のみを対象としています。

  • このデモ版はTRNSYSバージョン18.02.0002です。
  • 有効期限は毎年9月30日までです。(その時期に翌年9月30日までに更新されたデモ版が公開されます)
  • 作成できるプロジェクトにはいくつかの制限があります。
  • デモ版のプロジェクトではコンポーネントは5つまでに制限されます。
  • 多数室モデル(TRNBuild)のプロジェクトでは、部屋(Airnode/Zone)は2つまでに制限されます。
  • サンプルプロジェクトは、記載されている制限に準拠していなくても、修正なしで実行可能です。
  • インストールフォルダが製品版と異なる(C:\TRNSYS18demo)←絶対パスで参照しているデータがエラーの原因になる可能性がある。
  • 「日本語サプリメント」は添付しません。(製品版に同梱されます)

その他、記載されていませんがドキュメントなども基本的な部分に限られます。ソースコードも添付しませんが、基本操作や機能を確認するには十分な仕様になっています。新しく追加されたTypeStudio(専用FORTRANコンパイラ)もお試しできます。

さらに詳しい情報については、TRNSYS概要か、こちら(お問い合わせ窓口)までお問い合わせください。

余談

リンク先からダウンロードして、インストーラーを起動すると下図のようなウィンドウが表示されて、ちょっとびびります。(ネットからダウンロードすると、OSによってはセキュリティ上の制限で表示されます。「実行しない」ボタンのみで、途方に暮れますが、こういう時は「詳細情報」をクリックしてください。

「詳細情報」をクリックする
「詳細情報」をクリックする

「実行」ボタンが表示されるので、ここをクリックしてインストールを始めて下さい。

「実行」をクリックしてインストールを開始する
「実行」をクリックしてインストールを開始する

動作環境

以下の環境で動作を確認しています。

Windows10 Pro(64bit)
TRNSYS18デモ版(18.00.0015/64bit)

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