TRNLizardをセットアップする(1)

TRNLizardとは?

TRNSYS18からサポートされるRhinoceros/Grasshopper Pluign。どうも建物形状をパラメトリックに変えながらシミュレーションができるようです。いわゆるパラメトリックスタディのツールのようですが、いかんせんリリースされたばかりで使い方が分からない。そもそもRhinocerosもGrasshopperも未知の世界なので、ちょっと困っています。

窓や庇の形状をパラメトリックに変えながらシミュレーションもできたら、それはそれで複数の条件をあれこれ組み合わせて試せるのは嬉しい。建物のデザインする人、特にパッシブデザイン方面には向いていそうです。

と言うことで、まずはセットアップから始めてみます。

何はなくともRhinoceros

ひとまず評価版をダウンロードしてインストール。と、ここまでは、問題なく終了。ひとまず起動した。

Rhinocerosの起動画面
Rhinocerosの起動画面

2022/03/15 追記 Rhino 6.0以降はGrasshopperが標準でインストールされているので以下の作業は不要です。

Grasshopperをインストール

GrasshopperってRhinoに標準で入っているのかと思ったら、別なんですね。
さて、どこにあるのかとググってみたら、Grasshopperのサイト(?)にあった。Windows版のGrasshopperのインストーラをダウンロードして、インストールする。

Grasshopperのインストール
Grasshopperのインストール

ここはメッセージに従って進めばOK.

Grasshopperを起動

インストールが終わったら、Rhinoを再起動して、コマンドラインから”Grasshopper”と入力してEnterすると。。。(なんか、このコマンドラインの雰囲気はレトロで懐かしい)

Grasshopperを起動する
Grasshopperを起動する

お、なんか起動した。

Grasshopperの起動画面
Grasshopperの起動画面

ということで、ひとまず準備は整った。次はTRNLizardのインストールだ。

次へ、つづく。

動作環境

Windows10 Pro(64bit)
Rhinoceros5(64bit) 5 SR14 64-bit (5.14.522.8390, 05/22/2017)
Grasshopper 0.90076, GhPython 0.6.0.3
TRNLizard(trnlizardpackage201704.zip)
TRNSYS18.00.0014(64bit)

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