TRNSYS-USERS拾い読み(PCMのコンポーネント)
連休も終わっちゃいましたね。TRNSYS-USERSの連休中の投稿を見ていたらPCMの情報が流れていました。
PCMって条件によって潜熱が出たり入ったりして変化するから扱いが難しいんですよね。以下、TRNSYS-USERSで紹介されていたPCMのコンポーネント。
Type204
TRNLibアーカイブで提供される現状有姿、無保証のコンポーネント。無償で利用可能。サポートなし。 (http://sel.me.wisc.edu/trnsys/trnlib/library16.htm#thermalstorage)
※TRNSYS16対応。TRNSYS17以降ではコンポーネントの仕組みが大分変わったので、おそらく動作しない。(TRNSYS17で動いたらラッキーといったレベル。TRNSYS18はそもそも標準で64bit版で提供されるため動作しない)
ソースコードも提供されるのでTRNSYS18への移植も考えられるが、慣れた人でも数日は掛かる。
Type1270
TESS社が開発、販売する商用コンポーネント。 (http://trnsys.com/tess-libraries/individual-components.php) ※TRNSYS17対応。TRNSYS18については64bit対応版が必要。たぶん近日リリース。
2017/5/8追記
通常のTESS Lib(Individual Component Libを除く)についてはすでにTRNSYS18対応済みです。 Individual componentsについては問い合わせ中。
Type399
Transsolar社が開発、販売する商用コンポーネント。
Add-Onsのページで、SearchでPCMを入力すると表示される。
※TRNSYS17対応。TRNSYS18については64bit対応版が必要。たぶん近日リリース。
2017/5/9追記
TRNFlowを含め、すべてのNon Standard typeが対応済みです。
Type1270,Type399については、いずれもTRNSYS18対応はハッキリと謳っていません。が、TESS社もTranssolar社もTRNSYSの開発グループなので近日中には対応して来るんじゃないかなと期待中。