TRNSYS18の最新情報が。。。

TRANSSOLAR社(TRNBuildを開発しているドイツの会社です)のサイトを見たらTRNSYSの次期バージョン、TRNSYS18の情報が公開されています。 まったく予告なしだったので、正直びっくりです。詳細情報が届いていないので不明な点が多いのですが、事前になんとなく聞いていた範囲でご紹介します。

TRNBuild

新機能として日射関連の機能が大幅に増えます。光環境の計算では定番のRadianceの機能を取り込んだものになるようです。室内の照度がType56で計算できるようです。 TRNLizard(Rhino/Grasshopperプラグイン)で建物のパラメトリックスな形状モデリングにも対応するようです。(これ凝った意匠の検討とかできるのかな?すごくないですか?)

Kernel

64bit版の提供。計算が速くなりますが、周辺のコンポーネントも64bit化する必要があるので、しばらくは計算によって32bit/64bitが混在することになるかと。。。
工学系では人気のプログラミング言語Pythonへの対応もあるようです。どういう使い勝手になるのか楽しみです。(たまたま以前の記事でPythonに言及しましたが、まったくの偶然です)

Simulation Studio

出力関係の機能が増えるようです。既存の出力系はシンプルな機能なので、これはちょっと楽しみです。

TypeStudio

コンポーネントの新しい開発ツール?? しかし、分からないことが多すぎですね。しばらくすると詳しい情報が入ると思うので、またご紹介します。

TRNSYS 18 – NEW FEATURES

TRNSYS 18 – NEW FEATURES
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