ビール造りにTRNSYS
TRNSYSにはオプションでTESS Librariesという便利なコンポーネントを集めたライブラリが用意されています。
もともとTESS社(TRNSYSの開発グループの1社)がコンサルティングプロジェクトで開発したコンポーネントを元に構成されています。つまり実務で検証が取れているって事ですね。
このオプションには14種類のライブラリが含まれていて、更にそれぞれ複数のコンポーネントが含まれる構成になっています。(概要はこちら)
このライブラリの概要(英文)の訳をチェックしていたら。。。 「ビールの醸造プロセスでなんとかかんとか。。。」という訳が出てきて、誤訳かと思ったらホントでした。(いままでちゃんと読んでなかったよ、ソーリー)
原文:Cogeneration (CHP) Components The TESS Cogeneration (also known as the Combined Heat and Power or CHP) Library features many steam system components: pumps, valves, superheaters, desuperheaters, turbines, etc.. These components may be used to simulate different cogeneration or trigeneration systems at different scales. TESS has used them to simulate the thermodynamics of the beer brewing process and to model a biomass power plant.
和訳:Cogeneration (CHP) Components
Cogeneration Components にはポンプ、バルブ、過熱器、過熱器、タービンなどの多くの蒸気システムコンポーネントを備えています。これらのコンポーネントを使用して、異なるスケールで異なるコージェネレーションシステムまたはトリジェネレーションシステムをシミュレートできます 。 TESS 社ではビール醸造プロセスの熱力学シミュレーションとバイオマス発電プラントのモデル化にそれらを使用しました。
まー、いろんな使い方があるんですね、TRNSYSって。