TRNSYSと換気計算の連成(TRNSYS-USERSより)
2016年5月12日
2023年2月22日
TRNSYS-UsersにTRNSYSと換気の連成の質問が流れていました。
[TRNSYS-users] query regarding TRNflow
TRNSYSで換気計算といえばTRNFlow(有償オプション)、COMIS(オープンソースのツール)がよく使われています。
TRNFlow
TRNFlowは多数室モデル(Type56)の組み込みオプションで、熱のモデルと換気のモデルを一緒に扱うことが出来ます。
詳しくはAdd-Onsのページで、Search でTRNFLOWを検索。
COMIS
COMISは連成用のコンポーネント(typ157)を介してTRNSYS/Type56と換気計算プログラム(COMIS)との間でデータのやり取りをしながら連成計算を行います。熱のモデルと換気のモデルがそれぞれ必要になります。
オープンソースで公開されていますが、 対応するTRNSYSは17.01.0028 までです。TRNSYS17.2以降のバージョンには対応していません。
CONTAM
TRNSYS-USERSで紹介されていたのは、CONTAM(オープンソースの換気計算プログラム)との連成です。仕組みとしてはCOMISと同じく、専用のモジュール(Type98)を介して連成を行う方式のようです。
すでにCONTAMを利用されている場合には便利な選択肢かもしれません。