出力項目を調べる(その2) QINF, QVENT
2015年2月4日
2019年4月9日
TRNSYS, Type56/Ouptutsの出力項目の和訳をぼちぼちやっています。
QINF
まずはQINFの訳を考えてみた。
Airnodeの漏気による顕熱負荷。
※注:原文は著作権の絡みもあるので載せてません。
しかし、sensible infiltration energy gain って「漏気による顕熱負荷」とかであってる? (gainが入るとどうも発熱源って訳したくなる)
出力値は+、−両方あって、たぶん外気温が低い場合とか、高い場合で違うっぽいので、サンプルを作ってみた。
Simulation StudioのWizardで作った、ごくごくシンプルなモデル。
ただし、外気温は直接Type56/INPUTへ初期値として入れてある。(外気が低い状態に無理矢理している)
で、外気温を−20℃にして、出力してみたのが、こちら。
外気温が低く、漏気の影響で室温が下がる場合はマイナス(−)の値になるようです。念のため、逆に外気温50℃固定で計算すると、プラス(+)になる。
QVENT
こっちは漏気じゃなくて換気によるもので、考え方としては漏気と同じ。
そんなわけで、ドキュメントを更新しました。
https://github.com/yuizi/TRNSYS.JP/tree/master/Docs/Type56
いじょ。