出力項目を調べる(その3) QGCONV,QLATG,QGRAD
2015年2月6日
2019年8月2日
TRNSYS, Type56/Ouptutsの出力項目、QGCONV,QLATG,QGRAD の話。
Type56では室内の熱源や湿度の発生源を定義するためのGainを設定することができます。
図は、ZoneにGainを設定している画面。熱源の放射成分、対流成分、それと湿度を指定できます。熱源の種類に合わせて、それぞれの値を設定します。
ちなみに、在室者の定義は活動量で設定(下図)できるので、扱いが違うように見えますが。。。
実際のデータ(.b17ファイル)を覗いてみると、対流成分、放射成分、湿度に分解されて定義され、Gainと同じに扱われているのが分かります。
以下、抜粋。
GAIN PERS_ISO01
CONVECTIVE=144 : RADIATIVE=72 : HUMIDITY=0.059
↑対流、放射、湿度で定義されている。
これらの熱源の情報を出力するのがQGCONV,QLATG,QGRADになります。
と言うことで、ドキュメントを更新しました。
https://github.com/yuizi/TRNSYS.JP/blob/master/Docs/Type56/NTYPEs.docx