風は北から吹いてくる
2014年2月3日
2020年6月11日
TRNFlow/COMISのCp値は北が0°
TRNFlow/COMISで風向は北を0°として時計回りに東90°、南180°のように扱います。
注:TRNFlow/COMIS以外では南を0°として時計回りに扱います。
風圧係数を定義する場合も同じように北=0°で時計回り角度で扱います。
さて、風圧係数と言えば、参考資料としてドキュメントのAppendix Aの表にまとめられています。割とこの表の値を使うケースって多いと思いますが、でも、この表って南が0°で記載されているんですよね。
Appendix Aの表では南=0°
前述したようにTRNFlow/COMISでは北=0°で扱いますから、表の風圧係数は180°回転して読み替える必要があります。
例えば図のような南側の壁を例にとると、
表のFace1の値を180°づつずらすので、次のように定義します。
もしくは、Face1を180°読み替えるとFace2(Face1じゃないですよ)と同じになるので、Face2の値をそのまま使ってもOKです。
Appendix Aの表って、あちこちで参照されている表なので、TRNFlowのドキュメントでも、あえてそのまま掲載しているのだと思いますが、ちょっと紛らわしいですよねー。
なお、温熱のモデルでは南が0°なので注意して下さい。
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TRNSYSの北はどっちだ? | 建築環境工学系日記