ドキュメント読んでも、やっぱりわからん
前回、TRNSYSのドキュメントの話を書いたのになんですが、読んでも分からない事ってありますよね?
身もふたもない書き出しになってしまいましたが、でも、中身以前にどう使うのか、良くわからないケースや、使い方が正しいのか確信が持てないとか。。。
そういう時、これも良くしたもので、実際に動作するサンプルが多数用意されています。ちょっと癖のある(って言っていいのかな?)コンポーネントの使い方が解らない時など、まずは試してみるのがおススメです。
標準サンプル
TRNSYSに標準で用意されているサンプル。
フォルダ: C:\TRNSYS17\Examples
30数個のサブフォルダに分かれてます。シンプルなモデルが多いので、基本的な動作を確認するのに役立ちます。
オプション製品
具体的にはTESS Component Libraryになりますが、これも大量にサンプルが用意されています。
フォルダ: C:\Trnsys17\Tess Models\Examples
15個のサブフォルダに分かれてます。一見、標準のサンプルに比べて数が少ないように見えますが、それぞれのフォルダに複数のプロジェクトを格納しているので、かなりの数に上ります。
TRNSYS-USERS MLなんかも。。。
いろいろ調べて、いまいちピンとこないときはネットで検索してみるのも手です。
個人的にまとめられているケースもありますが、圧倒的に情報量が多いのはTRNSYSのメーリングリスト、TRNSYS-USERSです。実際に使っているユーザーが質問のやり取りをしているので、なにかと貴重な情報源になります。
私がよくやるのはメーリングリストのタイトル”TRNSYS-USERS”と、調べたいキーワードを並べて検索するやり方です。
例)Type56のRadiation modeについて調べる
TRNSYS-USERS Type56 radiation mode
この例のように、キーワードに関連した検索結果が大量に表示されます。
ところで、引っかかってきた投稿を読むと、かなりの確率で、同じような質問に遭遇することがあります。やっぱり分かり難いポイントは世界共通のようです。