ParaViewを試してみる
2013年4月1日
2019年4月15日
ふと思い立ってParaViewを試してみました。TRNSYSでビューワー的に使えたら面白いかなーと。ParaViewというかVTKのライブラリを使ってプログラムを書くこと半日、*.b17のサンプルからGeometryのデータを読み込んで、VTK形式へ変換。ParaViewでどうにか表示はできた。(ライブラリが良くできていて、割と簡単にプログラムは書けます)
【Examplesのサンプルを表示してみた】
これで、計算結果をうまく表示できたら問題ないんだが、時系列で変化するデータってどうやって扱うんだろ?その辺が、いまいち不明。もしかして出来ない?もちょっと検討が必要です。
なんか使い道ないかな、これ。
各時刻毎のVTKファイルでファイル名末尾を連番(test01.vtk、test02.vtk…)にすればparaviewが連続データとして読み取るので動画は見られます。
ところでvtkがXML形式であればセルや面にデータを与えるvtkのフォーマットをブログで扱ってもらえないでしょうか。フォーマットのPDF(http://www.vtk.org/VTK/img/file-formats.pdf)見ても節点にデータを与える形式しか分からなかったもので。。。
やはり連番でファイルを用意するしかないんですかね?形状は変わらないので、時系列のデータだけ差し替えできると嬉しいんですが、やっぱりないのかな?
VTKのファイル形式ですが、ライブラリ(ActiViz)を使って書き出したので意識してませんでした。開いてみたらXML形式ではないようです。いわゆるレガシーフォーマットというやつだと思います。
セルや面にデータを設定する方法ですが、なんとなく節点しかないんじゃないかと思ってたんですが、詳しくは調べてないです。VTKの開発者向けのMLもあるようですので、そちらで尋ねられてはいかがでしょうか?
確かに時系列だと無駄が多くファイル容量も大きくなりそうですね。XML形式でデータ分割できないですかね。自分もまだまだ調査不足なものでよく分からないです。。。
便利なライブラリがあるのですね。少し見てみます。
セルや面にデータを設定するのはLegacyフォーマットだと以下サイトにUNSTRUCTURED_GRIDで形状定義してデータを与えることができるようです。面もセルなのですね。
http://www.geocities.jp/penguinitis2002/study/ParaView/VTK/VTK.html
ActiVizは更新が止まっている雰囲気なので、将来的に大丈夫かという気がしますが、試してみる範囲なら簡単なライブラリなのでおすすめです。
日本語の情報は、有償ですが、ここ(http://www.dlmarket.jp/)でVTKで検索すると出てきます。