TRNSYS3Dでモデルが変なコトに。。。
2013年1月23日
2020年10月11日
昨日の記事で使ったデータを再読み込みしてみたら、おかしなことになってしまいました。
データの作り方によるのか、一部の面が消えてしまっています。なぜ??
あれこれ試行錯誤しながらモデルを作りなおして、保存&読み込みを繰り返して試してみました。
原因は「プッシュ/プル」か?
何度かモデルを作りなおして気が付きましたが、どうも「プッシュ/プル」の使い方で、うまく行かないケースがあるようです。
駄目なケース
「プッシュ/プル」で面をひき出す
大丈夫なケース
「プッシュ/プル」で側面から切り欠く
「移動」で変形する
まとめと。。。
どうも「プッシュ/プル」で面を引き出すと、側面部分(庇状の出っ張り部分)の面処理がうまくいっていないようです。
このため、側面から切り欠くようにしたり、「移動」コマンドで加工するとうまくいきます。
確認のため開発元のTRANSSOLAR社にも問い合わせたところ「『移動』だと問題起きないよ」という返事が返ってきました。いや、そういうこっちゃないんだけどな。
ともあれ、図形を加工する際にはしばらく注意が必要ですね。
2013/1/24 追記 続報
この件はOpenStudioとSketchUpの処理で起きている現象のようです。TRNSYS3Dは元々NRELで公開されているOpenStudioのPluginをベースに開発されています。
ソフトウェアとしては、以下の様な構成になっています。
SketchUp + OpenStudio + TRNSYS拡張
モデリングに関してはOpenStuido側で処理しており、開発元でも対応できないようです。逆に言うとOpenStudioの今後のバージョンアップで直ってしまう可能性もあります。ということで、今後のバージョンアップに期待したいところです。