TRNSYSでPMV計算
2013/2/15 追記
PMVの説明をよくよく見たらobsolete(旧式!)になっていました。TRNSYS17からcomfort outputsという項目が追加されたので、現在はそちらが推奨です。
TRNSYS17以降ではPMV(Ntype 124), PPD(Ntype 126)を使用して下さい。
2019/02/20追記
PMV(Ntype 124), PPD(Ntype 126) の設定はこちらを参照。
まだまだ暑いですね。このところ8時頃には出社していますが、その時間でも室温は30℃以上。エアコンが効き始めるまでの数分間がなかなか不快な朝のひとときです。
不快ついでにTRNSYSでどれぐらい不快なのか計算してみました。TRNSYS/Type56では室温や負荷量の他、さまざまな計算機能が付いています。快適性を表す指標の一つ、PMVが計算できます。
さっそくうちのオフィスをモデル化して。。。。
っと思いましたがメンドクサイのでExamplesのデータを使って計算してみます。
Examplesに入っている3D_Building。これの2階部分で計算してみます。
まずはTRNBuildでOutputsの追加。対象ゾーンを選んで、PMV(Ntype 62)の出力を追加します。
計算上Clo,Met値が必要になるのでComfort Typeをゾーンに追加しておきます。
設定が済んだら、まずはエアコンの入った状態で計算。
8月の下旬あたりを抜き出してみると。。。
PMVで0.6から0.85ぐらいの値です。まあまあ快適な感じでしょうかね?
では、エアコンの入っていない状態はというと。。。。
3以上でてます。。。
普通は2で「あつい」なので、相当な不快感ですね、これ。
数字で見たら、なんか余計に不快感が増しました。。。
ちなみに同じやり方でPPD(Ntype 63)も計算できます。
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建築士の試験に「パッシブデザイン」 | 建築環境工学系日記