TRNSYSのBuiファイルから形状を復元してみる(つづき)

2019/04/15追記
現在のバージョン(TRNSYS18)ではTRNBuildからIDF形式のファイルをエクスポートして、TRNSYS3Dで再読み可能です。(このツールを使わなくてもOKです)

昨日書いたスクリプトでBuiから読み取った座標データを使って描くと、妙に小さく描かれる。スケールが変なのかと思ってたら、原因は単位系でした。

ドキュメントによると、長さを扱うLengthクラスというのがあって、これのデフォルトがInch系になっている。

ということで、Buiがm系なのに対して、SketchUpはInch系っぽい。値を換算したら無事に正しい大きさで描かれるようになりました。

単位系を合わせたらSusanもそれらしく表示されるようになった。

参考になるかどうか判りませんが、一応ここからダウンロードできるようにしておきました。

2012/6/7 追記
スクリプトを更新しました。詳しくはこちら

使い方

1.スクリプトの配置

ダウンロードしたファイルを解凍してSketchUpのプラグインフォルダへコピーする。

通常だと、以下のフォルダになります。

C:\Program Files\Google\Google SketchUp 8\Plugins

もしくは64bit版Windowsだと以下のフォルダ。

C:\Program Files (x86)\Google\Google SketchUp 8\Plugins

2.SketchUpを起動する

「プラグイン」メニューに「Draw bui file」という項目が追加されるので、選ぶだけ。

サンプルファイル

TRNSYS17の以下のファイルを開くと、上記のようなモデルが描かれます。

C:\Trnsys17\Examples\3D_building\Building.b17

もうちょっと工夫すれば、Zoneの情報も、なにかの形で再現できそうなんだけど、それはまたの機会ってことで終了。

以上です。

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