ESP-rとRadianceのインストーラーを作る(8)
前回までのあらすじ
Radianceを動かすためにQtをインストールしようとしらMinGWのバージョンチェックで引っかかる。
とは言え、引っかかるのはヘッダーファイルのバージョンなので、ビルドはしないから、いいだろうという判断でQtのインストールを続行する。
で、今回はいよいよRadianceのインストールへ。
では、まずはビルド済みのRadianceをダウンロード。
LEAD Vistaのページへ行って、Radiance.zipをダウンロードします。
http://web.me.com/koji_takemasa/MobileMe/LEAD_Vista.html
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2019/03/06 リンク先がなくなってた
これをC:\ドライブのトップへ解凍します。
こんな風に展開されていればオッケー。
そして次は、環境変数の設定。
“C:\Radiance\bin“をPathに追加します。
それと、RAYPATHという環境変数を追加して、こちらは”C:\Radiance\lib“を設定しておきます。
さて、以上でインストール作業は終了です。
Radiance本体は拍子抜けするぐらい、簡単です。
あとは、無事に起動できればOK。
と、ここまで書いて気が付いたけど、Radiance使ったことがないので起動の仕方すらわからない。
どうやって起動すんのRadiance?
LEAD Projectのサイトに入門書があったのを思い出したので、ダウンロードしてみる。
http://web.me.com/koji_takemasa/MobileMe/manual.html
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2019/03/06 リンク先がなくなってた
コマンドラインからファイル名を指定して、起動するっぽいので、試してみる。
> rvu c:\Radiance\lib\tree.oct
なんとか起動した。(画面が真っ暗なのは、光源の設定が入っていないデータだったらしいから)
Qtのインストールで表示されるMinGWのメッセージは無視しても大丈夫なようです。
さて、だいたい仕組みはわかったので、あとはどうやってインストーラーを作るかだな。
つづく。