TRNSYSで日射障害物を扱う(つづき)
2011年10月18日
2019年4月16日
前回の「TRNSYSで日射障害物を扱う」では、ひとまず1方位分を試してみました。
方位は通常16方位ぐらいは使うので、せめて方位のガイドラインぐらいは一気に描きたいもの。ふつうCADだと等間隔でコピーする機能とかあるので、SketchUpの機能を探し見たらありました。
以下、簡単な操作方法のメモです。
前回の続きからですが、選択ツールで方位を表すガイドラインをクリックします。ちょっと画面分かりにくいですがガイドラインが選択されて青い色に変わります。
次に回転ツールを選択して、回転の中心になる位置をクリックします。この場合、日射を受ける面の直下の点を選んでいます。
Ctrlキーを押しながら、回転の起点になる軸の上でクリックします。
この状態でカーソルを上の方に動かすと、選択してたガイドラインのコピーが現れます。キーボードから22.5(360/16方位分の角度)を入力します。これで選択中のガイドラインが22.5度回転した位置に描かれます。
あとは、そのまま続けてキーボードから”16x“と入力すると等間隔(22.5度)を16回繰り返してガイドラインがコピーされます。
以上で、方位分のガイドラインは出来上がり。
良く考えたら”8x”でも良かったですね、これ。”16x”だと二重に描かれてしまいます。
以上、TRNSYSというよりSketchUpネタでした。
おまけ、とういうかメモ。
「回転ツール」の代わりに「移動ツール」で同じ作業をすると平行線が描けます。