コーポラティブハウスの見学会へ出かける
2011年7月22日
2019年2月17日
コーポラティブハウスの見学会へ行ってきました。あらかじめ断っておきますが購入検討とかじゃないです。いろいろとお世話になっている建築家の方からのお誘いです。建築業界にいる割りに、なかなか建物を見る機会はないので、ちょっとそわそわしながら出かけてきました。
都内某所の駅を降り、住宅街を数分歩くと、それは閑静な住宅街のなか見えてきました。全8戸のコーポラティブハウス。コーポラティブハウスだけあって、それぞれが個性的で、やっぱりクライアントの好みとか、趣味とかが出るものなんだとか思いながら、興味津々。
見学会の段階でも、職人さんが工事してたりとかして、そうゆうのも懐かしかったりして。(実家が建具屋なので現場の雰囲気は懐かしいのです)
いろいろ伺うと、工事が始まってからクライアントの家族構成が変わって(一人だと思ってた子供が生まれてみたら双子だったとかで)プランの変更があったりとか、ほのぼのとした理由がある一方では、やむにやまれず出ちゃった変更があったりとか、なかなか興味深い話でした。
プログラムを作る仕事していると、設計変更とか、クライアントの事情とかで仕様が変わる事もあるので、建物を作るのも同じような苦労があるんだろうなと、思った次第。それに、大きな声じゃ言えないですが、作ってみたら設計しているときには気づかなかった不都合が出てくるあたりもバグっぽいなと思って、ちょっと笑えた。
なんかいろいろと見たな、とか思いながらの帰り道。一つの建物で、それぞれ個性のある住戸の設計って大変なんだろうなって、それとクライアントの要求もあるだろうし、建築家の個性もあるだろうし、その辺りの折り合いってどうやってんだろう。今度飲みにいく機会があったら、そのあたり聞いてみようと思ったのでした。