TRNSYS16をVista,Windows7で使う
2010年12月8日
2019年2月17日
2011/3/31追記: Windows7であればXPモードで使うの安心、安全なようです。
今更ながらのネタですが、TRNSYS16をVista、Windows7で使う際の注意点です。
TRNSYS16では既定で”C:Program FilesTRNSYS16_1″にインストールを行います。
これが原因でVista以降では動作が怪しいときがあります。
TRNSYSは計算の途中でデータファイルやら中間ファイルやらをいろいろと必要としますが、インストール先が”Program Files”なので管理者権限がないと書き込みに失敗して動作しないことがあります。
管理者権限で作業すれば回避できますが、それでもエクスプローラーでファイルを確認しようとしても見あたらない、でもTRNSYSから開こうとすると見えるなんて不思議なことが発生します。
これはVista以降でセキュリティ関連が強化されたのが原因です。そもそも”Program Files”にファイルを頻繁に書き込むのは推奨されないようです。
で、対策ですが、これはすごく単純です。”Program Files”にTRNSYSをインストールしているのが原因なので、それ以外にインストールしてあげればオッケー。
例えばインストールする際に、インストール先として”C:TRNSYS16″とかを指定してあげれば回避できます。
注意点!!
オプションのコンポーネントとかアプリケーションをインストールする際も既定のフォルダに入れようとします。その都度、ただしパスを指定してあげてください。