TRNBuild
TRNSYS、Type56、Balance Outputsのグラフを描く
2023/10/19 追記balance7に関してドキュメントの記載と実際に.balに出力される値に齟齬がありました。(値のプラスマイナスが逆になっている項目があります)只今、開発元へ確認中ですが、スクリプトでは.balファイルを優先して処理しています。 以前にBalance outputsを紹介し…
建物のZoneや壁の熱収支バランス
建物モデルのシミュレーションで予想外の結果が出る。もしくは、実測と今ひとつ合わない場合など、原因を検討したい事がります。 Balance Outputs 建物のモデルでは設定条件が多岐に渡ります。どの条件が影響しているか特定するのも一仕事です。 こういった場合にZoneやSurface(壁や窓)単位…
TRNSYS Type49で地中温度
TRNSYS17から追加されたコンポーネントでType49 Slab on Gradeというのがあります。これ、タイトルに地中温度と書いてますが、Type56の建物の地面側の温度を計算するコンポーネントです。 Type49 Slab on Grade ガレージなど土間床では地面側の温度が室温に影響し…
多数室モデルのshading/insolation matrixの解像度
TRNSYSの建物モデルでは、shading/insolation matrixを用いて日射遮蔽効果を評価します。解像度設定には、標準的なMedium(577パッチ)と、より詳細なHigh(2305パッチ)があり、遮蔽効果の重要性や計算タイムステップに応じて選択されます。
TRNSYSでU値のチェック
TRNSYSで建物モデルはType56/TRNBuildで扱います。物性値や内部発熱、暖冷房の条件はTRNBuildで設定を行いBuiファイル(*.b18, *.b17, *.bui)に保存します。このときBuiファイルと同時に以下の3種類のファイルが保存されます。 ファイル拡張子内容*.bld壁構…