TRNBuild
TRNSYS/Type56の出力項目
Type56の計算結果の出力項目は既定では数項目ですが、実は100数十項目(※)が用意されています。室温、湿度の他、PMVやPPD、潜熱/顕熱負荷、表面温度や外皮のエネルギーバランスまで多岐に渡ります。 ※詳しくはドキュメント(Vol.5 Multizone Building modeling wi…
TRNSYSと関連ツール
TRNSYSと関連ツールを備忘のために図にまとめてみました。計算内容よってTRNSYS本体の他、オプションや市販ツールを導入することで作業が効率的に行えます。 TRNSYSと関連ツール オプション TRNFlow(換気モデル) TESS Libs Transsolar NoStandard Type…
ZoneとAirnode
ZoneとAirnode TRNSYSのTRNBuild/Type56で建物のモデルを作成する際に、部屋など一定の空間を扱うのがZoneとAirnodeです。ZoneとAirnodeは入れ子の関係になっていて、図のようにZoneへは複数のAirnodeを含むことができます。 TRNSYS3Dで作成し…
TRNBuildとは(1) 概要
TRNSYSで建物など、多数室のモデルを扱う場合にはType56を使用します。TRNBuildは、そのType56(多数室モデルのコンポーネント)の専用のアプリケーションです。他のコンポーネントで専用アプリケーションが用意されているものはないので、Type56はTRNSYSのコンポーネントの中でも特…
建築士の試験に「パッシブデザイン」
平成28年度の一級建築士試験の課題は育児関係という事ですが、「パッシブデザイン」というキーワードが含まれています。 (注1)パッシブデザインを積極的に取り入れた建築物の計画 試験課題で「パッシブデザイン」が取り上げられるのは史上初だそうです。省エネ性とか快適性とか、そういう点も考慮しないさいよという…